盲目の格闘家|大舘裕太
生後8ヶ月で目の小児癌の治療をしてから視覚障害者として生きている僕が
幼少期から何度となく言われてきたこの言葉。
僕自身、今では目が見えないのは、最高のギフトだと思っております。
(もちろん嫌になったこともありますが、その出来事は後ほど)
なぜなら、家族や先生、友人たちが理解してくれて、僕が挑戦できる環境を作ってくれていたからでした。
でも、大人になり結婚し、子どもが生まれてから、いつの間にか挑戦できていない自分に気づいたのです。
子どもには、「自由に好きなことをやりな!」と言っているのに、自分自身が夢を諦めてました。
僕自身の夢は「視力を完全に失った今からプロレスラーとして復帰し日本の大人たちに挑戦する元気を与えること」
盲目でも夢を実現できるし、周りの理解があれば障害の有無関係なく誰もが過ごしやすくなること。
それをプロレスを通じて広めていきたい。
日本初!盲目のプロレスラーになるという今までの人生をかけたラストチャンス。
一緒に壮大な夢を実現する仲間を募集します。
現在、盲目の格闘家として活動している大舘 裕太と申します。
1984年12月26日生まれ
生後8ヶ月で網膜芽細胞腫 目に小児癌が見つかる
右眼摘出手術 左眼放射線治療
右目は義眼。左目の視力は0.3。
1996年 中学1年 柔道をはじめる
14才で黒帯
2000年 16才でプロレスのリングに上がる
2002年 18才 左目の視力もなくなり、プロレスから離れる
18才で鍼灸師の免許をとるため神戸の学校へ
2005年 21才 鍼灸マッサージ師国家資格取得
2014年 30才 膀胱癌で2度手術
2016年 32才 結婚|一児の父となる
2018年 34才 トレーニング再開
2022年 38才 石川県加賀市に移住
キン肉マン、仮面ライダー、ドラゴンボール、幼い頃から強いものに憧れていた僕は、学生時代、お調子者だったからか、よくヤンキーや先輩達にボコボコにされていました。
その悔しさが強さへの憧れを一層濃くしていった。次第に喧嘩も強くなり、気づけば柔道も始めて体を鍛えることが好きになっていった。
そんな時、テレビで流れていたプロレスを見て強い興味を抱き、
「プロレスラーになりたい!」
と思い、プロレスをしている友達を見つけ、毎日一緒に通い、左目の視力が0.3しかない状態で初めて17歳の時リングに上がりました。
視覚障害があってもプロレスラーになれる!
そんな最高に幸せな日々!何もかも充実していた。
、、、と思うのも束の間。
左目の視力も徐々に落ちていったのです。
思っていた動きができない。今まで勝っていた相手に勝てない。歩いていて、溝に落ちたり、電信柱にぶっかったり、たくさん怪我をする日々。
今までできていたことができなくなる苛立ちと不安。その時から次第にプロレスから離れていきました。
視力が落ちたせいで、何もかもが嫌になった。
「目が見えたらよかったのに。。。」
このときばかりは、自分の視覚障害を嫌いになりました。
30歳過ぎて不養生が祟ったのか膀胱癌に。それから2年後、肝臓に転移が見つかったのです。
もともと筋肉質だったのが自慢だったのに、57キロのガリガリになりショックを受けました。
『あ〜俺ってもしかしたら死ぬのかな。。。』
死を意識すると同時に、ふとプロレス時代の筋肉を思い出したのです。
やはり心の底からプロレスが好きな自分がいたことに気づきました。
『プロレスが好きだ!もう一度プロレスがしたい!このまま死にたくない』
学生時代は、仲間外れ、いじめ、できないことの原因も目が見えないことが多かったように当時感じていました。
周りの友達たちが野球を始めたりしても一緒にできないし、話の輪にも入れない。。。
・害児
・目が凹んでいる
・気持ち悪い
など目に関わることで、からかわれたり悪口を言われたりすることも多かったです。
当時スラムダンクの影響で、好きで始めたバスケットも、やはり視力の壁があり、周りにうまくできないことをからかわれたり、馬鹿にされたり、悪口を言われることでいじめられ、バスケットに行くのが嫌になっていきました。
『いじめられるのは嫌だからもうバスケットに行きたくない、辞めたい』
と両親に何度も相談したが、両親はやめさせてくれなかった。
「自分で好きで始めたバスケット。何があっても最後までやり遂げろ!」
僕は気持ちが重たく、行くのが嫌だったが、しぶしぶバスケットを続けながらいろいろ試行錯誤する日々。
ただバスケットが好きで、馬鹿にされたくないので必死に普段1人の時にドリブルを練習してました。
僕は割とパワーがあって、あたりが強かったり、粘り強いのもあり、徐々にディフェンスやドリブル、周りの人に少しずつ評価され、みんなにちょっとずつ認めてもらえるようになったのです。
少しずつチームに打ち解けて、いつの間にかいじめらることがなくなって、チームの輪に入れるようになり、小学校6年生卒業まで最後までバスケを続けることができました。
この頃から少しずつ自信がついてきたのか、見えないことは個性の一つなんだなと感じられるようになってきたのです。
このように僕が目を見えないことを言い訳にしてこなかったのかは、僕の両親・祖父がずっと支えてきてくれたことが一番でした。
もう1つ大きいのが小学生の担任にも恵まれたことでした。
僕がスラムダンクの影響でバスケをしたいと思ったときに、パスが受け取れないから、休憩時間や放課後に、パスの練習やドリブルの練習に何度も何度も付き合ってくれたのです。
また、その当時は今みたいにネットで調べたりしても、視覚障害の情報は少なく、いろんな人に話を聞いてくれたのか、盲学校や他の学校にも一緒に足を運んでくれました。
黒板の字が見えない僕に、教科書をなるべく大きくコピーをしたり、長文は読んでくれたり、県名を覚えるために、県名パズルを使ってほんと熱心に勉強を教えてくれたのです。
周りの理解があれば、障害があっても挑戦することができる!
そう過去の自分の体験から気づきました。
だからこそ、今回の夢を形にするため、継続的に活動するための資金を皆様からご協力いただけたら嬉しいのですが、単に資金を協力してもらうというよりは、応援する人、応援される人の枠を超えてお互いに夢を叶えられる仲間(ドリームサポーター)を募集したいと思っています。
そして、さらに今回のプロジェクトに協力してくださる皆さんとは、単に支援をしていただいて終わり
、というだけでなく、一緒に企画やイベントなどもしていければ嬉しい限りです。
そんな日本で初めてとなる盲目のプロレスラーを輩出していく仲間に、なっていただけませんか?
記号15190
種目 普通
口座番号 41095731
名前 オオヤ ユウタ
メールアドレスmoumoku.yuu@gmail.comLINEオープンチャットご招待
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